この本は、週末起業で有名な藤井孝一さんが書いた本です。前著、週末起業では、会社を辞めずに、起業する週末起業を提唱していた藤井孝一さんですが、この本では、会社に「雇われて働く」のか、会社を「辞めて生きる」のかをまず選択を迫られます。
この本では、会社という雇用形態はすでに制度疲労を起こしており、時代にそぐわないといっていますが、僕自身も本当にそう思います。
そもそも会社というのは、資本を投入して、たくさん人を集めて、たくさん物を作って、生産性を上げていこうという発想で生まれたシステムですが、もはや、人々に物が行き渡ってしまい、大量生産で物を作る意味が失われています。
そこで、会社を辞めても生きていけるように今から、自分を変えていこうというのがこの本の趣旨であると、私は、思います。
この本を読んで、フリーエージェントという生き方のほうが、会社勤めよりも、ずっと、かっこうが良いと思えました。
この本は、きっと、会社を辞めても、フリーエージェントとして生きることができることを、皆さんに教えてくれる一冊となることでしょう。